こんにちは。
さて、ここではずっと前から管理人自身が疑問に思っていたことについて調べたので書いてみます。
野外放尿について
みなさん、野外放尿は好きですか!?今回は野外放尿に関してです!
AVにおける放尿のメジャー化
最近のアダルトビデオでは放尿シーンはすっかり普通になってきましたね。
私が若いころは、放尿シーンというのはアダルトビデオでもかなりレアなプレイだったと記憶しています。普通のAVではめったに見られませんでした。
34歳の若さで亡くなった人気AV女優、林由美香さんの「ラスト尿」という作品名がなぜか今でも印象に残っています。調べると1990年頃の作品ですね。衝撃の引退放尿作品とのこと。(林由美香さんはこの作品で一旦引退し、1992年に復帰)
ところが、2000年代に入るとAV作品において放尿シーンは次第にメジャー化していきます。
まず「潮吹き」なるものが有名になり、AVでも潮吹きシーンが普及していったのですが、次第に潮吹きと放尿がごっちゃになってきて、いつのまにか放尿も普通に行われるようになったような感覚があります。
AVでの潮吹きシーンなるものは、実は放尿であることも多いようです。というのも本来は潮吹きと放尿は全く別物らしいのですが、潮はそんなに大量に出るものではないみたいです。
しかしAVとしては派手に潮を吹いているように見せたい!というところから、潮であろうと尿であろうとどっちでも派手にしぶきを飛ばせばイイという方向になった感があります。そしてしだいに潮吹きと放尿はもうどちらでもいいということになり、あまり厳密な区別もされなくなり、AVといえば潮吹き&放尿があたりまえみたいになってきたのではないでしょうか。
野外放尿の位置づけ
大抵の場合、AV女優はデビュー後には作品を出すにつれて次第にプレイ内容がハードになっていくもので、多少順番は前後するものの、だいたいは以下のように推移していきます。
- デビュー(普通の絡み。最近はいきなり3Pも多い)
- ごっくん、顔射
- 放尿・失禁
- 乱交
- 中出し
- 緊縛(SM)
- アナル
- 飲尿、スカトロ
上はAV女優「七沢みあ」ちゃんの放尿作品ですが、デビュー4作目のようで、このようにかなり敷居が低くなっています。
さて、話が長くなってきましたが、こうした経緯・状況から、近年は野外露出作品においても野外放尿シーンというのはほとんどの作品で見られるようになってきました。
野外露出作品はほぼ、乱交~中出しと同じくらいのレベル時に撮影されることが多いように感じますので、そのレベルでは放尿は普通に通過しているレベルになります。
野外露出というのはどちらかというとマゾ向けで羞恥プレイ要素の強いものであり、そこに人前で放尿シーンを晒す、しかもトイレでなく野外でしてしまうという背徳感からも、かなりドMに分類されるプレイだといえるでしょう。
恥ずかしそうに辺りを見回しながら野外でおしっこを放出する姿は、野外露出作品においても重要な位置づけであり、管理人もしっかりチェックしてしまいます。
このように、野外放尿はAVの世界では普通にみられるようになり、変態度は相対的に見ると低下傾向に見受けられます。しかしながらやはり野外放尿はほぼアートにはなりえない、いわゆる変態プレイの一環だと思います。
野外放尿は犯罪なのか
前置きが長くなりすみません。ここからが本題です。野外放尿は犯罪なのでしょうか。
法律による解釈
まず、結論からいうと犯罪になる可能性が非常に高いといえます。ではどのような法律違反になるのでしょうか。
軽犯罪法
「街路又は公園の他公衆の集合する場所で、たんつばを吐き、又は大小便をし、若しくはこれをさせた者」
これに該当した場合、1日以上30日未満の拘留または1,000円以上1万円未満の科料という刑罰が与えられます。
要するに公衆箇所での大小便は軽犯罪法で禁止されています。
刑法(浄水汚染罪)
「人の飲料に供する浄水を汚染し、よって使用することができないようにした者は、6月以下の懲役又は10万円以下の罰金に処せられる」
これは要するに飲料水を汚した場合に罰せられるということで、人が飲用に使用している井戸に小便をするなどが該当します。
刑法(器物破損罪)
「他人の物を損壊し、又は傷害した者は、三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金若しくは科料に処する。」
これは要するに他人の所有物に対して損壊・傷害を与えた場合ということで、車や農業機械に大便をしたり、小便で濡らして壊してしまった場合が該当すると思われます。
刑法(公然わいせつ)
「公然とわいせつな行為をした者は、6ヶ月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する」
※「公然」とは不特定または多数人が認識しうる状態を指す
これは要するに一般的に他の人が来る場所(みられる可能性のある場所)で下半身を出すなどのわいせつな行為をした場合が該当します。
具体的な事例評価
以上で説明した通り、野外放尿はさまざまな法律に違反する可能性がある行為です。
その中で特に該当するのは軽犯罪法違反であり、道路や公園など公衆の場所での放尿はこの軽犯罪法に抵触します。
下の画像は駅のホームでの野外放尿ですが、どう考えてもこれは軽犯罪法に違反しています。
ただ、軽犯罪法には第4条に『この法律の適用にあたつては、国民の権利を不当に侵害しないように留意し、その本来の目的を逸脱して他の目的のためにこれを濫用するようなことがあつてはならない。』との記載があります。
これは要するにトイレが無いとか、混んでてどうしても我慢できず生理的限界でしてしまった場合は酌量の余地がある(注意位ですまされるべきもの)と解釈できます。
また、軽犯罪法では「街路又は公園の他公衆の集合する場所」が対象箇所であるので、山中のキャンプ場の森の中などはほぼ該当しません。
よって、上の画像のような完全に森の中でなら軽犯罪法違反となる可能性は低そうです。
ではこちらはどうでしょうか。森に囲まれたような場所ではありますが、舗装されたアスファルト場ですので公衆の場かもしれません。しかし私有地の可能性もあります。私有地の場合は後述しますが、軽犯罪法違反には問われない可能性が高いようです。
一方、野外露出において軽犯罪法よりも注意が必要なのは刑法の公然わいせつ罪です。
こちらは解釈としては森の中でも、キャンプ場のそばなど不特定の人が訪れる可能性がある場所では該当する可能性があります。よって必ず認識しうる状態にしない必要があります。(人が通る場所に背を向けた状態にするなど)
この画像は軽犯罪法としては大丈夫かもしれませんが、公然わいせつ罪としてはあぶない画像。後ろに人が写っているということは不特定の人に認識される可能性があります。後ろからでは衣服がしっかりお尻の下まで隠しているので、大丈夫かもしれませんが、前から人が来ると乳丸出しの変態放尿でアウトです。
この画像はどうでしょうか。前方が海水浴場などで人がいる場所だったらアウト、逆に岩場や、砂浜が無くテトラが海水に浸かっているような場所で誰も来ないような場所ならセーフかもしれません。
私有地だと罪に問われない?
さて、どういうことでしょう。
まず、軽犯罪法は「街路又は公園その他公衆の集合する場所」であるため、(多くの一般人が集まるような場所以外の)私有地は公共の場所に含まれないということになります。よって軽犯罪法の対象外です。
では私有地に入ること自体が犯罪、いわゆる不法侵入にならないかという点です。不法侵入とは刑法130条の「住居侵入罪」のことです。
「正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、3年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する。」
さて、ここで問題となる場所ですが、「人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船」となっております。よって、駐車場や空き地、田畑は住居侵入罪の対象となっていないのです。
ただし、住居に付属した敷地(庭など)への侵入は住居侵入罪になります。この付属した敷地とは建物に接続して障壁等で囲まれている場所、要するに住居を塀や柵で囲った庭などの場所のことになります。塀や柵で囲っていなければ、その庭への侵入は住居侵入罪には該当しなくなるようです。なかなかややこしいですね。
よって、私有地で住居侵入罪に該当しない場所では、他の公然わいせつ罪や器物破損罪に該当しなければ、放尿しても罪に問われないということになってしまうのです。
かといって、私有地だから野外放尿をしていいというものではありません。なにもない草むらの空き地ならともかく、田畑など場所によってはやはり一般道徳的には問題がある行為に違いはありません。
最後に
今回は野外放尿が犯罪なのかについて書いてみました。結論としては野外放尿は変態的で、更に犯罪となる可能性が高いアブナイ行為だと考えられます。
しかしながら、野外放尿はSMの世界では代表的な羞恥プレイとしてM女性の調教シーンにおいて重要な位置づけとなっています。
太陽の下でカメラを前に大股を広げておしっこを放出する時の女性の気持ちというのは、実際にやったことがある女性にしか分からないと思いますが、想像するに非常にとてつもなく恥ずかしいものでしょう。
それに加えてイケナイ行為をしているという背徳感がM女性の心を刺激するのかもしれません。
そんな刺激的であり、変態S男を悦ばせるプレイはありますが、法律を破ることはないように、場所や状況には十分に気をつけて行うことが重要ですね。
《オマケ》
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